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親父の家政婦だった女 第四十九話

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 不思議な時間である。西岡と一対一でここまで打ち解けた話ができているのがまず珍しいことだったし、ましてやそれが、殆ど強いられたような二十日間の禁欲期間の最後の三十分だということがまた不思議なことのように思われた。残りの三十分間、俺は西岡に何か意地悪をされることがないように気を付けていなくてはならず、その気を張った油断のならない雰囲気と、他方、打ち解けてリラックスした雰囲気とが、相矛盾することなく調和して両立しているように感ぜられた。
「もし健一様がゲームに負けられても、再び禁欲期間を定めるようなことはいたしませんわ」
 西岡が改めて口を開いた。
「ほう」
「ただ、西岡がゲームに勝ったら、健一様に提案させていただきたいことがあるのです」
「提案?」
「はい。勿論、提案の内容について、受け入れるかどうかは健一様のご判断次第ですから、本当はゲームなどしなくてもよいのですが……」
 西岡はそこで言葉を一旦切って、少し俯き、俺の股間でテントを張っているパジャマのズボンのほうを見た。
「あまりに元気よく、はちきれんばかりに大きくなっていらっしゃるので、早く楽にして差し上げたくもあり……」
 俺は喉の奥に溜まった唾を飲み込んだ。
「また、二十日間がんばられた健一様にご褒美を差し上げたくもあります」
 俺は黙って西岡を見た。俺の股間あたりに視線を落としていた彼女は、俺の視線に気づいて目を上げた。
「ご褒美の内容が気になりますか」
「うん、まあ」
「もしこれから行うゲームで健一様が勝たれたら、明日から二十日間、貞操具を外した生活をお約束しますわ」
 これは意外な言葉であった。俺はてっきり、西岡は今後も決して俺を貞操具から解放しないつもりだろうと思っていた。ひょっとしたら俺は西岡に対する見方を本当に改めなければならないかも知れない。
「それで、肝心のゲームの内容は? どんなゲームなんだ」
「はい、健一様には、今から、ご自分のペニスを擦っていただきます」
「擦るって、ここでか?」
「はい、今、この場で」
 とんでもないことを云う女である。家政婦の目の前で主がマスターベーションなどできるものか。俺の動揺を知ってか知らずか、女は続ける。
「それで、擦る途中、出そうになられましたら『出そう』と宣言して、ペニスから即座に手を離してください。宣言なしに出してしまったら健一様の負けです」
「お、おう」
「健一様が『出そう』と宣言されましたら、西岡が『だめです』か『どうぞ』かのどちらかを云います。西岡が『だめです』と云いましたら射精を我慢なさってください。それで出してしまったら健一様の負けです」
 聞いていれば俺の負ける条件ばかり出てくる。
「西岡が『どうぞ』と云いましたら、射精してください。それで出せなかったら、やはり健一様の負けです」

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右斜め下

Author:右斜め下
人が苦しむ物語が好きなんだけど、苦しんでいれば何でもいいってわけでもない。
自分でも「こういう話が好きです」と一言で言えないから、好きな話を自分で書いてしまおうと思った。
SとかMとかじゃないんだ。でもどっちかっていうとM。

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