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親父の家政婦だった女 第十三話

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第十二話へ
 永遠に続くかと思われる拷問のような"おしおき"に耐え切れず、俺は手で西岡の頭を押して、ペニスから離した。もはや実力行使しか手はなかった。
「やめて、ほんと……つらい」
 しかし西岡はそれすら許してくれなかった。
「そうですよぉ、おしおきですもの。邪魔な手はどけておきましょうね」
 云うが早いか西岡は、俺の手首をとってくるりと回転し、椅子の後ろに回してしまう。合気道の心得でもあるのか、抵抗しようにも力の入りにくい角度に腕を捻られてしまった。
「女性に手を出してしまうような悪い手はこうです」
 ガチャリ。何の金属音かと思った瞬間、両手が後ろ手に手錠で拘束されていることを知る。しかも回された後ろは椅子の背凭れの後ろである。
「おいやめろ」
 狼狽した。なぜこの女がそんな手錠なんかを持っているのか。
「ふふふ、これで健一様は何をされても抵抗できませんよ」
「ふざけるな、いい加減にしろ。今すぐ外せ!」
「あらあら、言葉遣いが乱暴ですね。いいんですか? いい子にしていれば、これを外してもらえるかもしれないんですよ」
 「これ」と云って指をさすのはペニス。西岡は立ちあがって、俺の膝の上に馬乗りに跨って腰を下ろす。胸元からかすかに香水の香りがする。

 俺は言葉を失った。西岡の顔があまりに近くにあったせいなのか、香水の香りのせいかわからない。「いい子にしていればこれを外してもらえる」という条件に怖気づいたわけではないと思いたい。
「健一様、反省なさってます?」
 女は俺の首に腕を回して、馬乗りに跨った腰をグラインドさせる。女の股と俺のペニスの間で、拘束具の南京錠がかちゃり、かちゃりと無機質な音を立てる。俺は女の目を見詰めたまま、何も云えずに、ただ黙っていた。
「反省なさってるなら、今日イかせて差し上げようかとも思いましたが……」
 何を云い出すつもりか。彼女の語尾を濁す口調には、経験上警戒感を持ってしまう。
「反省なさっていないなら、このままおあずけにしてしまいましょうか……?」
 このままおあずけ。その言葉が意味するところを想像してみる。明日もまたこの貞操具を装着したまま一日を大学で過ごし、不完全勃起の痛みと冷や汗だらけの一日を送る……
「いやっ……」
 反射的に声が出た。
「さっきも……謝ったけど、すまなかった、と、思ってる」
「本当ですか」
「本当だ、本当に悪かったと……」
「心の底から?」
「ああ、心の底から!」
 西岡が間近で俺の目を見てにっこり笑う。
「そうですか。それを聞いて安心しました。では……」
 外してもらえる! イかせてもらえる! ペニスがいっそう硬さを増した気がした。
「誠意を形で示していただきましょう」
「えっ、おい」
 女は不敵に笑って、俺の膝から降りた。そうして部屋を出て行ってしまう。

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右斜め下

Author:右斜め下
人が苦しむ物語が好きなんだけど、苦しんでいれば何でもいいってわけでもない。
自分でも「こういう話が好きです」と一言で言えないから、好きな話を自分で書いてしまおうと思った。
SとかMとかじゃないんだ。でもどっちかっていうとM。

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