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親父の家政婦だった女 第三十四話

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第三十三話へ

 そうしている内に未知の感覚が直腸内を襲った。西岡の指が入ってきたのである。その感覚は、排便の感覚に似て、しかし肛門からものが出ていくのではなく、入ってくる感覚であった。
「痛くはありませんか」
「痛くはないが、変な感じだ」
 また「変な感じ」と云ってしまった。確かに間違いなく変な感じであった。西岡の指先は、直腸の内壁をつつき、撫でているように感じられた。そして、その感覚が、体内を伝わって、ペニスに快楽を及ぼしているように思われた。そうでなければ説明が付かなかった。もはや西岡はペニスには触れていないのに、亀頭の先端からは以前と比べものにならないほどのカウパーが漏れだしていたのである。
「変な感じ、ですか。具体的には、どのように変なのですか」
「どう、と云われても」
「気持ちいいですか」
「う、む。内側から、ペニスを操作されているような感じだ」
 それを聞いて西岡は満面にっこりと笑った。
「新しい快楽を覚えられましたね。素敵なことです」
 俺が新しい快楽を覚えることが西岡にとって何の嬉しいことがあるのかよくわからなかったが、素敵と云うからには素敵なのだろうと思った。俺は自分のペニスが今にも爆ぜそうなほどに熱くなっていることに当惑していて、西岡が何を素敵と思っているかを考える余裕はなかった。

「さて。健一様」
 そこで西岡が言葉を切って、真っ直ぐに俺の目を見つめた。その視線に捕らえられて、俺は西岡から目を逸らせなくなった。
「十日間の禁欲生活、よく我慢されましたね」
 俺は黙って西岡の目を見返した。
「辛いときもあったかと存じますが、十日間、我慢されたからこそ、今日、この気持ちよさがありますね」
 云い終わるか終わらないかのところで西岡は、直腸に入れている指とは逆の手で、俺の亀頭をツイとつついた。不意打ちだったので、腰がびくんと跳ねるのを止められなかった。
「今日で一度、待ちに待った射精ができるわけですが、健一様」
「何だ」
「次は二十日間の禁欲に挑戦してみませんか」
 西岡はそう云って不敵に笑んだ。俺は度肝を抜かれた。十日間でこんなに悶々とした苦しい生活だったのに、次は二十日間だというのか。俺は頭の中で今日から二十日後を数えてみる。今日から二十日後は、もう十一月に入ってしまっていた。余りに長すぎる。大学で云えば後期中間試験のシーズンである。
「それはひどい。十日間でもこんなに苦しかったのに」
 西岡はくすりと笑う。
「あら、やっぱり苦しかったのですか? ならば一言おっしゃって下されば十日間も我慢する必要はなかったのですが」
 その言葉には嘲笑が見え隠れしている。恥ずかしくて今日まで言い出せなかったのを見抜かれているような感じだ。

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右斜め下

Author:右斜め下
人が苦しむ物語が好きなんだけど、苦しんでいれば何でもいいってわけでもない。
自分でも「こういう話が好きです」と一言で言えないから、好きな話を自分で書いてしまおうと思った。
SとかMとかじゃないんだ。でもどっちかっていうとM。

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